曹操
三国志学会 監修
四六判・224+口絵8頁
山川出版社 発売
ISBN 978-4-634-15153-6
2019年7月20日 発行
定価 1,500円(税別)
【目 次】
はじめに
第一章 歴史のなかで曹操像はどう語られてきたのか?
『三国志演義』と『正史』に描かれた曹操像はどこが違うのか?
仙石知子(早稲田大学非常勤講師)
曹操の出自はほんとうに卑しいのか?
石井 仁(駒澤大学教授)
のちの時代において、どのように評価されてきたのか?
田中靖彦(実践女子大学准教授)
曹操高陵の発掘調査から何がわかったのか?
佐々木正治(江蘇師範大学講師)
第二章 「覇者」たらしめた政治力と軍事力の源泉は?
曹操が志向した思想「猛政」とはなにか?
渡邉義浩(早稲田大学教授)
軍事面での評価はどうなっているのか?
袴田郁一(早稲田大学大学院)
三つの都城――許・鄴・洛陽それぞれの役割とは?
渡邉将智(就実大学講師)
人材登用にどんな特徴があるのか?
髙橋康浩(早稲田大学非常勤講師)
どのような異民族政策をとっていたのか?
長谷川隆一(早稲田大学大学院)
後継者に望んだのは曹丕か曹植か?
渡邉将智(就実大学講師)
第三章 経済・文化面における曹操の功績とは?
文学の宣揚によりなにが起きたのか?
渡邉義浩(早稲田大学教授)
屯田制はなぜ成功したのか?
伊藤 涼(早稲田大学大学院)
経済の変革期にとられた税制政策とは?
柿沼陽平(帝京大学准教授)
なぜ、料理本『魏武四時食制』を著したのか?
石井 仁(駒澤大学教授)
◆山川出版社ホームページ
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