狩野直禎先生記念 三国志学会賞
○規定
- この賞は狩野直禎先生記念 三国志学会賞とする。
- この賞は三国志学会が、初代会長狩野直禎先生を記念して制定し、
わが国の三国志研究に従事する学者の業績を顕彰して、その研究を奨励し、斯学の発展に資することを目的とする。
- この賞は前条の目的を達成するために次の基準に基づき本賞(賞状)および副賞(奨励金)を授与する。
(1)授与資格 三国志学会会員であること。
(2)授与対象 最近2年以内に、三国志研究に関する書籍で示された優秀な業績。
(3)人員・金額 一年一名とし、本賞および副賞(奨励金5万円)を授与する。 但し、該当者がないときには授与しない。
(4)選考 授与候補者の選考は、三国志学会の会長が行う。
- この賞の授与は当該年度の大会において行う。
2018年9月15日制定
受賞者・受賞作
【第三回】2020年
- 長尾直茂 受賞理由
『本邦における三国志演義受容の諸相』(勉誠出版、2019年)
【第二回】2019年
- 牧角悦子 受賞理由
『経国と文章 ―漢魏六朝文学論―』(汲古書院、2018年)
- 伊藤晋太郎 受賞理由
『「関帝文献」の研究』(汲古書院、2018年)
【第一回】2018年
- 仙石知子 受賞理由
『毛宗崗批評『三国志演義』の研究』(汲古書院、2017年)
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